転職ブルーという言葉があるのを最近初めて知りました。マリッジブルーと同じ話で転職が決まった内定受諾後、もしくは転職後に憂鬱な気分になってしまい強い不安に襲われるということです。
あなたは転職ブルーかもしれない
転職ブルーは内定を受諾した後、実際に転職した後に発生すると言われています。
それぞれの局面においてはどのような心理状態なのでしょうか?
内定受諾後は、本当にこの会社に決めて良いのだろうか?今の職場の方がやっぱり安心できる環境があるのではないだろうか?今から入社を辞退しようか?などなど考えてしまうようですね。
転職した後も転職ブルーに襲われることがあるようで、やっぱり前職の方が魅力的だったのではないだろうか?この会社はやっぱり自分に合わないかもしれない。環境を変えなければ良かったのではないか?
などなど色々な思いを巡らせてしまうのです。
ある意味転職ブルーは当たり前の感情なんだと思うことが重要
私はこの転職ブルーという言葉を初めて聞いたときに、みんなそう思うんだなとある意味安心しました。
よく考えればこのように思うのは人間であれば当然の感情なのです。そもそも人間はホメオスタシスと言われる機能をもっています。ホメオスタシスとは身体の外から受ける環境や内部の変化にかかわらず、身体の状態を一定に保つことです。
つまり人間は生存するため、安全を確保するために環境変化が発生すると元の状態に戻ろうとする装置が働くということなのです。
環境変化である転職というものが発生すれば、やっぱり元通りの方が良いのではいか?と思うのは自然のことなのです。
なぜ転職したいのか?を明確にする
どんな人間でも環境変化が起こると不安になり、元に戻ろうとします。ですからそれは自然なことなのですが、ただその自然の動きに従ってしまえば誰も環境を変えなくなります。つまりずっと同じ状態のまま過ごすわけです。
でも実際には環境を変えるために転職をする人はたくさんいます。そのような人たちは環境が変わってしまう恐怖以上のものが得られるということを確信するからこそ転職をするわけです。
つまり不安になったときに自分に問いかけてみる必要があります。今回は何のために転職をするのか?
給与アップ、新しいスキルを得る、働く環境を変えたい、副業をしながら働きたいなどなど絶対的に譲れない条件というものがあると思います。
それらが今回の転職で得られるのか?明確に得られると答えが出ているのであれば、前に突き進みましょう。
引くことも大切な時がある
もしその問いかけに対して明確に”YES”と自信をもって答えられなかった時どうするか?それは転職をやめるというのも一つの選択だと思います。
このようなことは転職後になってしまうと様々な問題が発生しますので、最後の最後内定を受託した後でも、現職に退職を申し出ていないのであれば、十分検討した上で最後の結論を出すことが大切だと思います