まず多くの人がファフデクラークとは誰だ?と思うかもしれませんが、ファフデクラークは南アフリカ代表の世界的なラグビー選手です。現在日本のリーグワンキャノンイーグルスに所属しています。(2023年)
ファフデクラークはスクラムハーフというポジションの選手でこのポジションでは世界で1、2を争う選手と言っても良いです。2019年のラグビーW杯で日本対南アフリカにも出場していました。金髪のスクラムハーフで憎たらしいほどうまいプレイをしていたのを覚えている方もいるかもしれません。
そんなデクラーク選手のインタビューでとても良いことを言っていました。それは勝つチームに必要なこと3つです。これはチームで動く仕事をする方にとても参考になると思い記事にしてみます。
勝てるチームはお互いのことをよく理解し結束力がある
まずは勝てるチームはお互いのことを良く知っていて結束力があるということです。実は会社で働いていても隣の人、隣の部署のことを良く知らないということありませんか?クライアントから何か提案してほしいと言われた際に、自分の部署は出来ないけど、隣の部署なら出来るということあるかもしれません。
でも案外隣の部署のことすらよくわかってないなんてザラにあるのです。もし勝つチーム(組織)を作りたいのであれば、お互いの情報を共有する。そしてその隣の人、隣の部署と一緒に結束して動けるのであれば今までとは違う新たな価値を生み出せそうですよね。
勝てるチームは良いコーチがいる
次に勝てるチームには良いコーチがいるということです。ラグビーでは当然コーチがいますが、会社の中でも良いコーチがいるべきです。そもそもうちの会社にはコーチ制度は無いと思う人もいるかもしれませんが、どんな組織でも上司部下であればコーチとコーチイィの関係が成り立ちます。
単に上司は部下に指示を出すだけではコーチとは言えません。実際にやってみたことに対して何故うまくいったのか?何故うまくいかなかったのか?を寄り添ってともに答えを導き出していくのがコーチの役割です。
単なる一方通行の指示ではなく、双方向の対話ができる関係性が組織の中に全て存在していれば、組織は自然と底上げされるはずです。
勝てるチームは個々人がハードワークする
最後は個々人が最大限の力を発揮してハードワークするということです。スポーツだと個々人がハードワークというのは当然だと思われますが、どんな仕事において個々人が最大限力を出すというのは求められて当然です。
会社ではさまざまなチームが存在しその中にメンバーが配置されています。どんな会社でもメンバーのうち何人かはサボるということが染み付いてしまっている人がいると思います。
結局のところそういう人は悪い評価にはなるのですが、それでも全員が高い視点でチームのためにハードワークできる状況を作ることを目指して日々活動していくべきだと思います。
よくパレート最適の法則という話を持ち出す人がいます。世の中は2割の人が頑張って組織の8割を稼ぎ出しているという話です。確かにこれは一理あるような気もしますが、もし組織を率いる立場にいるのであればその2割を少しでも増やす活動を続けていれば気づけば最強のチームが出来上がっているかもしれません。
スポーツのチームと会社における組織にはたくさんの共通点がありますので世界の一流選手から学ぶことはとても多いのです。